音楽評論家 大伴良則の音楽のまんよう

Enigma(エニグマ)

ジ・エナジー・オブ・サウンド

(EMI VJCP-25385)

 エニグマのマイケル・クレトゥが、新しい制作パートナーのジェンス・ガッドとともに、実験的に別プロジェクトとして作った、カヴァー曲だけのアルバム。

アラン・パーソンズの「ルシファー」やヴァンゲリスの「パルスター」、ジョルジオ・モロダーの「チェイス」等、クレトゥに影響を与えたと想われる興味深い曲が選ばれている。

'98年発表。

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グレイテスト・ヒッツ (Love Sensuality Devotion)

(EMI VJCP-68341)

 2001年発表の初めてのグレイテスト・ヒッツ・アルバム。

「サッドネス」「プッシュ・ザ・リミッツ」等代表作18曲集結。

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ボヤジュール(Voyageur)

(EMI VJCP-68491)

2003年発表の5作目のオリジナル・アルバム。

「グラヴィティ・オブ・ラヴ」で見事なゲスト・リード・ヴォーカルを披露したルース・アン(イギリスの男女ユニット Oliveの女性)と、ジャマイカ出身の人気シンガー、アンドルー・ドナルズのダブル・リード・ヴォーカルによる「ブーム・ブーム」を始めダブ・レゲエやハウス・ビート等、クラブ・ミュージック的な新境地を拓いている。

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ア・ポウステリオーリ(A Posteriori)

(EMI TOCP-66612)

2006年発表の6作目。

これまでのエニグマ・ファミリーのメンバーを一切排したマイケル・クレトゥのソロ・アルバム的内容。

「月に腰掛けながら」「グッバイ・ミルキー・ウェイ」等、クレトゥの宇宙趣味が色濃く出ている。

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